ホルモン補充療法とは
抗老化治療法の1つとして、ホルモン補充療法があります。
ホルモン補充療法では、老化のプロセスを促進するホルモンを抑制し、老化現象を後退させるホルモンを活性化させる治療を行います。
女性の場合には、閉経前後の約10年間のいわゆる更年期に女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に低下し、更年期障害と呼ばれる症状を引き起こします。
更年期障害にホルモン補充療法を行う場合には、エストロゲンを補充してホルモンレベルを一定に保つ治療を行います。
ホルモン補充療法では、経口剤のほか、パッチ剤なども使われます。
ホルモン補充療法により、更年期障害の症状が改善しますが、副作用などのリスクもあります。治療を行う場合には、医師と相談しながら慎重に行う必要があります。
プラセンタ療法とは
抗老化医療には、プラセンタ療法もあります。
プラセンタ療法では、哺乳類の胎盤から抽出したプラセンタエキスを内服や注射の方法で投与します。
プラセンタエキスを投与することにより、ホルモンバランスが整えられますから、更年期症状が改善することになります。
プラセンタ療法では、メルスモンという注射が使われることが多くなっています。
メルスモン注射によるプラセンタ療法は数多くの病院やクリニックで行われており、副作用も少なく、比較的安全な方法です。